本のまとめ「読むだけですっきりわかる世界史古代編(後藤武士)3」

ローマ帝国

 

もともと住んでいたエトルリア人を追放してラテン人が共和制都市国家ローマを建設。
初期は貴族と平民に身分の差があり、貴族が元老院を独占。コンスル=執政官、ディクタロル=独裁官 重装歩兵で平民が発言権を高める。平民会、護民官設置。十二表法。コンスルの一人を平民にするリキニウス・セクスティウス法。ホルテンシウス法。これで内部闘争は終わって次は対外戦争へ。

 

分割統治。フェニキア人のカルタゴポエニ戦争カルタゴの英雄ハンニバルはアルプス越え。大スキピオのカウンター。小スキピオがトドメで終わり。地中海全域ほぼ制覇。奴隷ラティフンディウム。身分の差拡大。

 

内乱の1世紀
共和制ローマ崩壊の時代。グラックス兄弟の改革は失敗。
平民派マリウス✖️vs閥族派スラ○
パンと見世物を要求する市民にグラディエーター。剣奴スパルタクスの反乱はクラッススと軍人ポンペイウスにより鎮圧。これにカエサルで第一回三頭政治ガリア遠征。「ガリア戦記クラッスス戦死で、ポンペイウス✖️vsカエサルルビコン川をわたる。「賽は投げられた」

 

クレオパトラ
逃げてきたポンペイウスを追ってきたカエサルを味方にして敵対勢力を一掃。カエサルの様々な改革。ユリウス暦=ほぼ今の暦グレゴリウス暦カエサル元老院に暗殺される。「ブルータス、お前もか」はシェイクスピアの戯曲にあるだけ。

第二回三頭政治
官僚的部下レピドゥス、軍人アントニウス、養子オクタヴィアヌスレピドゥスが死んで二人の争いに。クレオパトラと手を組んだアントニウスのエジプト✖️vs ローマ軍のオクタヴィアヌス○ アクティウムの海戦。クレオパトラが死んだと聞いて自殺。それを聞いたクレオパトラも自殺。シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」のモチーフ?
オクタヴィアヌスカエサルの反省から元老院を尊重。アウグストゥスの名をもらう。前27年。帝政ローマ初代皇帝。以降100年をパックスロマーナ。

 

キリスト教成立
イエス・キリストの処刑と復活。新約聖書

ローマ最盛期
キリスト教への大迫害5代皇帝ネロ。666もネロから。
最大の繁栄期、五賢帝時代。96〜180
ネルヴァ、トラヤヌス(領土最大)、ハドリアヌスハドリアヌスの長城)、アントニヌス・ピヌス(貧民救済、財政改革)、マルクス・アウレリウス・アントニヌス(哲人皇帝、ストア派を学び自省録を書く)
属州反乱。ササン朝ペルシア台頭。ゲルマン人の侵入。コロナートゥス制。

 

帝国の分裂
ディオクレティアヌスによる分割と専制君主世。
コンスタンティヌスによるキリスト教公認。公会議で正当はアタナシウス派に。現在のカトリックにつながる。コンスタンティノープルに遷都。
背教者ユリアヌス。
フン族に追われゲルマン人の大移動が始まる。
テオドシウスによりキリスト教の強制。ローマ帝国を二分割。東ローマ(後のビザンツ帝国1453まで)と西ローマ。

ローマの文化
ギリシャの模倣。コロッセウム。カラカラ浴場。アッピア街道「すべての道はローマに通ず」万民法=ローマ法 ユスティニアヌスによるローマ法大全
叙事詩 ヴェルギリウス「アエネイス」
散文 キケロ
歴史 ポリビオス 今にも通じる政治制度の循環
リヴィウスタキトゥス、プルタコス
天文 プトレマイオス