本のまとめ「読むだけですっきりわかる世界史近代編(後藤武士)10」

強大化するアメリカ合衆国と欧米の文化 二代大統領ジョン・アダムスの時にアメリカ独立を支援してくれたフランスとの関係が悪化。イギリス寄りの政策をとって借金も返済ストップ。フランスからアメリカへの賄賂要求などもあり疑似戦争と呼ばれる戦争状態とな…

本のまとめ「読むだけですっきりわかる世界史近代編(後藤武士)9」

ウィーン会議とヨーロッパの再編成 ナポレオン戦争後の国境と国家体制、国際秩序回復のために1815ウィーン会議が開かれる。議長はオーストリアのメッテルニヒ。1国が強くならないように均衡化を図りたいが各国の利害がぶつかり「会議はおどる、されど進まず…

本のまとめ「読むだけですっきりわかる世界史近代編(後藤武士)8」

産業革命、アメリカ独立、フランス革命 産業革命ノーフォーク農法を採用し、第二次囲い込みが実施された。農業革命。資源と資本に恵まれ、植民地で原料供給地と市場を抱え、工業技術が発達し生産力向上、社会構造が大きく変化。産業革命。従来の毛織物ではな…

本のまとめ「読むだけですっきりわかる世界史近代編(後藤武士)6」

イギリス革命と啓蒙専制君主 イギリスエリザベス1世でテューダー朝が途絶え、スコットランド王ジェームズ1世によるステュアート朝が始まる。王の権利は神から授かったものとすふ王権神授説を唱え議会やカトリック、ピューリタン(カルヴァン派)を制限。息子…

本のまとめ「読むだけですっきりわかる世界史近代編(後藤武士)5」

ヨーロッパ主権国家体制の誕生 イタリア誕生神聖ローマ帝国皇帝カール5世でありスペイン国王カルロス1世でもあるハプスブルク家出身の男はフランス国王ヴァロワ家フランソワ1世とイタリア諸都市の縄張り争いから戦争となった。フランスの大敗となったがこの…

本のまとめ「読むだけですっきりわかる世界史近代編(後藤武士)4」

ルネサンスと宗教改革 ルネサンス神や信仰中心の中世の息詰まりから古代ローマやギリシャの人間性に重きを置いた(ヒューマニズム)時代を取り戻そうという動きがイタリア諸都市から起きる。メディチ家などの大富豪や貴族、教皇らをパトロンとして芸術家や科…

本のまとめ「読むだけですっきりわかる世界史近代編(後藤武士)3」

植民地以前のアジア諸国 サファヴィー朝1501~1736イランにイスマーイール1世がティムール朝に変わりシーア派を国教とするサファヴィー朝を建国。この王朝によりイランにシーア派が根付く。5代アッバース1世で最盛期。世界の半分と言われた都市イスファハー…

本のまとめ「読むだけですっきりわかる世界史近代編(後藤武士)2」

大航海時代 15世紀末からヨーロッパ人が世界に乗り出した時代。羅針盤の改良、天文学や海図の発達などで海洋技術が向上し遠洋航海が可能になる。香辛料や元に仕えたマルコポーロ「世界の記述」で明らかにされた豊かなアジアを目指した。 ポルトガルレコンキ…

本のまとめ「読むだけですっきりわかる世界史近代編(後藤武士)1」

オスマン帝国と明 オスマン帝国1299~1922東ローマ帝国との争いに勝って小アジアを占領、コソヴォの戦いにも勝ってバルカン半島も占領。4代皇帝バヤジット1世から即位する物の兄弟を殺すのが慣例となる。教会代分裂を収束させたハンガリー王とニコポリスの戦…

本のまとめ「読むだけですっきりわかる世界史中世編(後藤武士)8」

ヨーロッパの都市の発達 商業ルネッサンス農業生産力の向上、遠隔地貿易、貨幣経済の発達による商業の復活ヴェネツィアやジェノアなどの地中海商業圏都市が東方との香辛料の貿易などで栄える。内陸部のミラノやフィレンツェは金融業や中継貿易で栄える。神聖…

本のまとめ「読むだけですっきりわかる世界史中世編(後藤武士)7」

モンゴル帝国1206〜1271 世界史上最大の帝国テムジン=チンギス・ハン 千戸制。行政組織、軍事組織を全国民統一。最強騎士軍団誕生。イスラム王朝のホラズム朝を滅ぼす。三男オゴタイが後継者となり次男のチャガタイはチャガタイハン国。金を滅ぼす。南宋に…

本のまとめ「読むだけですっきりわかる世界史中世編(後藤武士)6」

東ヨーロッパ社会の形成と十字軍 東ローマ帝国ユスティニアヌス1世により領土拡大。地中海沿岸にローマ帝国の復興。三大法典「ローマ法大全」編纂。養蚕技術の輸入し絹織物業を興す。ビザンツ様式最高傑作ハギアソフィア聖堂を建てる。ギリシャ正教会以外の…

本のまとめ「読むだけですっきりわかる世界史中世編(後藤武士)5」

宋と北方民族の台頭10世紀からモンゴル台頭前夜までの中国と周辺民族について 遼中国東北部、遊牧民族の契丹族長の耶律阿保機が遼を建てる。三代目の時に華北の燕雲十六州の割譲を受けた。中国初の征服王朝。モンゴルは部族制、中国は州県制の二重統治体制。…

本のまとめ「読むだけですっきりわかる世界史中世編(後藤武士)4」

南北アメリカの古代文明 インディアンは氷河時代にアジアからモンゴロイドが渡って行った。トウモロコシ、サツマイモ、トマトは南米大陸発祥。メキシコ湾岸にオルメカ文明、顔の巨石。4世紀頃ユカタン半島にマヤ文明。数学と天文学に優れる。川ではなく泉。…

本のまとめ「読むだけですっきりわかる世界史中世編(後藤武士)3」

イスラム教の始まり東西交易の中継地として栄えたメッカに570年頃に生まれたのが創始者ムハンマド。瞑想中ジブリールからアッラーの教えを広めよという啓示を受ける。妻ハディーシャに支えられ預言者を自覚する。理解者の叔父と妻が亡くなった後はメディナへ…

本のまとめ「読むだけですっきりわかる世界史中世編(後藤武士)2」

隋・唐の巨大帝国と東アジア 隋581~618北周の家柄の楊堅が皇帝文帝となる。後漢以来400年ぶりの統一王朝。科挙、均田制、租庸調制。二代目煬帝が悪政。大運河設立。高句麗遠征失敗。 唐618~907初代皇帝は李淵、二代目太宗(李世民)が名君で「貞観の治」と呼…

本のまとめ「読むだけですっきりわかる世界史中世編(後藤武士)1」

中世ヨーロッパ社会 ゲルマン人の大移動アジア系遊牧民族フン族の西への移動によりゲルマン人が押し込まれて4世紀後半大移動を始める。東ゴート人は東欧あたりに移動、西ゴート人はフランス南部トゥールーズあたりで西ゴート王国を建国。ヴァンダル人は北ア…

本のまとめ「読むだけですっきりわかる世界史古代編(後藤武士)6」

秦の始皇帝から漢、南北朝まで 秦の統一商鞅の変法(改革)。度量衡の統一。恨みを買って処刑される。諸子百家の縦横家の蘇秦による六国同名で秦に対抗。張儀は秦と同盟を提案して統一に向かう。 秦の始皇帝西周以来の統一王朝。史上初めて皇帝を名乗ったか…

本のまとめ「読むだけですっきりわかる世界史古代編(後藤武士)5」

中国古代文明黄河や長江で文明。前5000年頃に稲作の跡。彩文土器の仰韶文化。黒陶の竜山文化。 夏実在した証拠がない伝説の王朝殷 前16世紀~前11世紀遺跡の殷墟。甲骨文字。青銅器。邑(ゆう。城郭都市)が集まって出来た邑制国家。 周 前11世紀~前256封建制…

本のまとめ「読むだけですっきりわかる世界史古代編(後藤武士)4」

インダス文明 前2300~1800頃ドラヴィダ人がおこした。代表遺跡はハラッパーとモヘンジョダロ。代わってアーリア人。聖典リグ・ヴェーダ現在まで影響を及ぼすヴァルナ制(カースト制)4階級:司祭ヴァラモン、戦士や貴族クシャトリヤ、農商人ヴァイシャ、奴隷…

本のまとめ「読むだけですっきりわかる世界史古代編(後藤武士)3」

ローマ帝国 もともと住んでいたエトルリア人を追放してラテン人が共和制都市国家ローマを建設。初期は貴族と平民に身分の差があり、貴族が元老院を独占。コンスル=執政官、ディクタロル=独裁官 重装歩兵で平民が発言権を高める。平民会、護民官設置。十二…

本のまとめ「読むだけですっきりわかる世界史古代編(後藤武士)2」

ギリシャの世界 前期エーゲ文明=クレタ文明=ミノス文明紀元前2000~1400平和 クノッソス宮殿ギリシャ神話の時代ミノス王がミノタウルスを迷宮に封じ込める生贄を防ぐテセウス♡ミノスの娘アリアドネミノタウルスを退治しアテナイへテセウスの父アイゲウスが身…

本のまとめ「読むだけですっきりわかる世界史古代編(後藤武士)1」

人類発症から古代オリエント 猿人:440万年前ラミダス猿人(アルディ)200万年前アウストラロピテクス原人:100万年前ジャワ原人 北京原人ネアンデルタール人:3万年前 祖先ではない 絶滅クロマニヨン人:4〜1万年前 スペインのアルタミラ洞窟の壁画 文明の…

本の感想「火花 又吉直樹」

「バッドエンドはない、僕達はまだ途中だ。」 これは漫才師として駆け出しの主人公徳永と尊敬する売れない先輩漫才師神谷、2人の日常を描いたものである。徳永=又吉、神谷=おそらく実在する先輩芸人、とする自伝的小説である。 話は主人公徳永の漫才師コン…